雨の日が続き、消毒などの作業は出来ないのでみかん畑の草を刈る。春先の除草剤処理により園地に雑草の少ない、殆ど無い園地には、草を刈る必要性はほどんど無いのだけど、草生栽培実験をしている園地では、半月に一度以上のペースで草を刈らなければならない。
ですから、もうギブアップ。 ある種の草、南半球にある植物なら自然と6月頃に枯れてみかんにとってはメリットが多く、肥料を奪い合うと言う競合はないので、ほとんどの草生栽培hは、その植物に限られるであろう。 最も重要な点は、その草には「スリップス」が棲み着かないだろうという点だ。確信は無いので、来年、顕微鏡か大きなルーペで定期的な観察をしよう。 他の植物、自然と生えて来る従来の雑草には、多くの「スリップス」の好む種類があるから、どうしてもその園地には、「スリップス」が多発する。この多発と言うのは、天文学的数字であり、数万単位では無いということだ。 今年は、どのみかん園の防風樹の「マキ」を見れば、その新芽が縮れて食害を受けた形跡が何処にでも見受けられる。いや、ほとんどの園地で。 これは、初期の防除農薬の効果にも疑問が出て来たと言う事だろう。抵抗性のある「スリップス」が町内の園地全体に広がっていることが予想される。 もちろん、農薬をケチって防風樹に散布しない生産者もいる様だけど、どの園地にもその食害の形跡があると言う事は、やはり防除農薬の見直しが早急に求められるのではなかろうか。 一回の防除作業の、費用対効果を考査すれば、生産者にアンケート調査を行うべきだろう。
by mikkabi_mikan
| 2007-07-12 11:06
| 草生栽培
|
カテゴリ
以前の記事
2012年 01月 2010年 04月 2009年 05月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 10月 2008年 05月 2008年 01月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 フォロー中のブログ
みかんサイト
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||