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2011年度から2012年度へ

2011年度のみかんの生産と販売を終了して思う。

春先から日照量が少なく、つまり降水量が多く、みかんを栽培するには厳しい年であった。

昨今知られる様になった「エンドファイト」なる微生物を植物の葉の中に住わせてみかんの病害虫からみかんを守ると言う栽培方法を試してみた。

人畜無害の有効微生物を大量に増やして液肥に混ぜて、みかんの木や土壌にたっぷりかけてみたのだが、冬期、まだ新芽が出ていないときは問題が無いのだが、開花中に「灰色カビ病」に対して効果があると思い散布してみたら逆効果になってしまった。

たぶん液肥に「灰色カビ病」の好む栄養分があって爆発的な繁殖を促進してしまった様だ。

普通なら水で花弁にある栄養分である蜂蜜を落してやれば、もちろん花弁も「灰色カビ病」の栄養源なので、強い水圧で花弁を落すだけで「灰色カビ病」を予防出来る。

散布して、少し経ったところで観察すると、薬剤が効いてない様にフワフワとしたカビが花全体を取り囲んでいる。

そしてみかんの開花が終わり、花弁が落ちてみると果実に無数の深いみどり色のキズが多数ついているのが確認された。

結果、幼花期におけるダメージはそのまま肥大して収穫期に大きなキズとなって現れる。

キズのイメージは、同じみかんの病気である「黒点病」よりも色は薄いがキズが全面に広がっている分、商品性は著しく落ちる姿となった。

やはり、多くの果実は開花期の防除でその年の出来高が決まる。

例年、暖冬傾向でみかんの病虫害の越冬量が昔に比べて格段に多いとみている。

耐性菌、抵抗性のある害虫に増々みかん作りも難しくなって来ている。
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by mikkabi_mikan | 2012-01-12 20:51 | 三ヶ日みかん